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2007年1月13日 (土)

ナポリは雨だった!

1/6の記事「シチリアへの憧憬・・・その4」の続きです。

ナポリは雨。

雨のナ~ポリ。

シトシトと降る雨の中をナポリ中央駅まで、ホテル「カブール」から徒歩1分。
今日は近郊の町、ポンペイへ遺跡へ出発です。

駅前にタムロする訳の分からないジャンキー連中を無視して、
二等席切符を購入して、イザ出発!

頭の中は例のフニクラ鉄道のメロディがノン・ストップで流れています。

♪ 行こう、行こう、あの山へ~
フニクリ、フニクラ~ ♪

南下するに連れて雨は治まり、ポンペイ近くになったらスッキリと晴れていました。

程なくしてポンペイ駅へ到着。
思いの他、質素&殺風景な駅前です。
駅に隣接しているバールでアランニーニを買って、頬張りながら遺跡を目指します。
地図も何も無いので場所が分かりませんが、適当に駅前から真っ直ぐ延びている通りを進むとそれらしき入口を発見しました。

綺麗なイタリア娘から入場券を購入してゲートをくぐると、
そこには2000年前のイタリア住民の生活がありました!

先ず、初めに私を出迎えたのは古代闘技場!

Pompei10

「ん~」、「・・・ここで闘剣士が闘わせられたのか・・・」
「どういう思いだったんだろう・・・?」

「・・・・・・・・・・・・・・・・・」

なかなか言葉が出てきません。

広い観客席に腰を下ろして2000年前の景色を想像するだけです。

闘技場を後にして街中へと足を進めると、
2000年前の生活を直に感じる事が出来ました。

馬車の通行で窪んだ石畳、
壁に残された落書き、
パン屋の石臼、
ワインが入っていたであろう貯蔵庫、
雨水を溜めておく貯水堀、
床を飾るモザイク・・・、

全てが2000年前そのままに封印されていました。

昔から「この目で見たい!」と思っていた“ポンペイの赤”も存分に見る事が出来ました。

広場には向かって行くと、
そこは恐らく政治の中心地だったであろう巨大なモニュメントがありました。

Pompei20

更に右に折れると、庶民の憩いの場であった公共浴場があり、
当時の生活が伺えます。

暫く中を見学していると信じられないモノを目にしました!

何と、当時ベスビオ火山の噴火から逃げ遅れた人の石膏です!

Pompei3

ベスビオ火山の噴火の凄まじさをマザマザと見せつけられ絶句するしかありません!

♪ 行こう、行こう、あの山へ~
フニクリ、フニクラ~ ♪
などと、お気楽にフニクラ鉄道のメロディを歌っていた己自身を恥じて、日本式の合掌をして、その場を後にしました。

その後も見学して回ったのですが、どうも先程の石膏が頭から離れず、何を見ても悲惨に映ります。

複雑な思いを抱いてナポリへと戻りました。

ナポリ中央駅に到着すると、またしても雨です。
朝出発する時と変わらずにシトシト降っています。

そんな雨の中を「スパッカ・ナポリ」へと出掛けました。いわゆる庶民の下町です。
逞しく生きるナポリっ子の原風景を垣間見た気がします。

その後、Castel dell' Ovo(卵城)を見て、ナポリ湾沿を散策し、ここでホテルに帰ると良かったのですが、どうしても行きたい場所がありました。(それが不思議体験の始まりだったのですが)

そこはNAPOLI SISTEMA MUSEOです。

ここに収蔵されている名画をどうしても見たくてタクシーを飛ばして駆けつけました。
閉館時間までそんなにありません。
駆け足でお目当ての絵画を見るしかありません。
どうにか、お目当ての絵画を見る事が出来た私は大満足でホテルに戻るべく、外に出ました。

が、生憎外は雨です。
それも大雨です。
土砂降り状態です。
おまけにすっかり日も落ちて真っ暗です。

私は傘を持っていなかったので、博物館中の公衆電話からタクシーを呼んで待つ事にしました。

・・・5分経過・・・、

・・・・10分経過・・・・、

・・・・・20分経過・・・・・、

・・・・・・30分経過・・・・・・、

一向にタクシーは来ません。

「どうなっとんじゃ~!!」と、激昂し、
「ええ~い、来ないタクシーなんぞ当てに出来るか!」と、土砂降りの中、近くにあったバールに入ってバス停の場所を聞きました。
歩いて5~6分の所に駅前行きのバス停があるそうなので、ダッシュして向かいました。

「おお~、あった、あった!」と、バス停を発見して雨の中、暫く待っていると
駅前行きバスがやって来ました。

「やれやれ」と、胸を撫で下ろしバスに乗り込みました。
乗客はナポリ人と思わしき方々が5、6人です。
バスは順調に雨のナポリを走り、数回バス停で乗客の乗降を繰り返した後、突然、

運転手「え~、皆様本日は当バスをご利用頂きまして誠に有難うございます。この先、事故が発生しましたので、これより当バスは高速道路を経由して駅前まで直行いたします。ご都合の悪い方がいらっしゃいましたら、お申し出て下さい」

とナポリ方言丸出しで、アナウンスし出しました。
(ナポリ方言が良く分からない私はそう理解しました)

「何ッ!」と仰天する私。

「あんた、そんな事言ったって・・・」
乗客も多少ざわついていましたが、そんな事はお構いなしに

運転手(嬉しそうに)「いらっしゃいませんね。では、これより高速道路に入ります!」(^ー^)

と、雨のナポリ高速に突入するのでした。

運転手は恐らく生粋のナポリ人です。
高速道路に入ると今までの市内運転が嘘のようにカっ飛ばします。
アクセル全開です。
猛然と疾走します。
車線を右に、左に、バンバン前の車を追い越して行きます。
130~140キロは出ているでしょう。
車窓から見えるナポリの夜景がドンドン変わって、物凄いスピードで流れて行きます。
「・・・・・・」
怖いです。

20分位走ったでしょうか、
運転手もストレス発散出来たのか(?)、
高速道路を降りて一般道路に入り、程なくしてナポリ中央駅前に到着しました。

運転手「皆様、大変お疲れ様でした。当バスは無事ナポリ中央駅前に到着しました。どなた様もお気をつけてお降り下さい。またのご利用をお待ちしております。」

と、再びアナウンスがありました。

「ってあんた、あんたどうして先が事故だって分かったの?」、
「あんた単純に何か面白くない事があって、ストレス発散のために高速道路でカっ飛ばしただけじゃないの?」
と思ったのですが、疲れきった東洋人は無事到着した事が嬉しくて、ソソクサとバスを降りるのでした。

それにしても不思議な(?)体験でした。他の国では考えられません。
東京だと都内路線の都バスが新小岩から新宿駅まで高速道路を使って行くようなものです。
(しかも通常料金で!)

不思議な体験をした秋田生まれの東洋人はホテルに戻り、翌日は慣れ親しんだローマへと帰るのでした。

でも、やっぱりナポリ駅前の喧騒は相変わらずで寝不足でした!(ρ_-)/

※ナポリ式の道路横断に慣れてしまって、翌日ローマでやってしまったら、クラクションの嵐&批難轟々の目に会ってしまいました(当たり前だっちゅ~の)

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コメント

バスの運転手さんの行動、謎ですね(笑)
爆笑させていただきました^^
写真もいつもきれいで楽しませてもらっています。
あと、どうでもいい謎とか、いい意味で役に立たない知識(笑)の数々。
たのしいっす(^^)/

ありがとうございます。
今後もどうでもいい謎とか、何の役にも立たない知識とか・・・、
バンバン書いて行きますので、ヨロシクです!

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