ブーム(納豆編)
何でも今、納豆がブームだそうです。(今だけかな?)
先日、放送されたテレビ番組が火付け役だそうで、何とも流行りモノに目敏い日本人は我先に飛びついたのかも知れませんな。
さて、この“納豆”なる食べ物は相当昔から日本にあるみたいです。
その独特の匂いと粘りのため敬遠される方も多いと思います(特に関西地方?)が、秋田の田舎では何処の家庭でも定番のように食べられています。
日本一の生産量を誇るのは茨城県ですが、消費量は福島県が最大と聞いています。
でも、秋田県でも負けていません。みんなガンガン食べます。
そして面白いのは、その食べ方です。
実に様々な食べ方があり、「これ程食べ方のバリエーション豊かな食品も少ないのでは?」とも感じています。
その家庭では当たり前の食べ方が、実は特殊だったり・・・、
その反対に特殊だと思っていた食べ方が、実は一般的だったり・・・、と様々です。
因みに私の今朝の朝食も納豆でしたが、私の場合はあの粘りが苦手なので掻き回す事はしません。
納豆の入っている器に和辛子を適量トッピングして、醤油を数滴垂らした納豆を箸ですくい、それを白いご飯の上に乗せて食べます。
場合によっては、和辛子なしで塩を振りかけて白いご飯の上に乗せて食べます。
家族の者は刻みネギが無ければ食べれません。刻みネギと醤油を混ぜて掻き回し、糸を引いた納豆を白いご飯の上に乗せて食べます。
この様に我が家では家族であっても食べ方がマチマチです。
そして今まで私が見た範囲内ではこんな食べ方をしている人がいました。
●タレを混ぜて食べる
●鶏卵やウズラの卵を混ぜて食べる
●ミョウガを混ぜて食べる
●大根おろしを混ぜて食べる、
●鰹節を混ぜて食べる
●トンブリ(秋田名産のホウキの実:畑のキャビアとも言われる)を混ぜて食べる
●味噌汁の具として食べる
更に聞いた話では、
●マヨネーズを混ぜて食べる
●トマトケチャップを混ぜて食べる
●砂糖を混ぜて食べる(母の父がそうだったらしい)
更に、更に、
●和風スパゲッティのトッピング
●お好み焼きの具
●カレーライスにかける
●ラーメンのトッピング
●天ぷらにして食べる・・・
ん~、もしかしたら既に一般化している食べ方なのかも知れませんが、どうにも私はダメです。
やはり、自分の食べ方が一番だと思っている私です。
でも、ドイツ人はスパゲッティに砂糖を入れて甘くして食べるって聞いた事がありますが、本当でしょうか?
さて、食べ物ついでにマナー(いわゆる洋食テーブルマナー)についても書きたいと思います。
最近の若い子は学校でテーブルマナーについて教わる事もあると聞きます。
でも私の頃はそんな授業はありませんでした。全て自分で体験して人真似をして覚えるしかありませんでした。
“ナンだ、そんなの、面倒チィ~な!”と、思いながらも社会人として恥を掻かないように覚える必要がありました。
今日は「フォークがどうだ」、「ナイフがどうだ」といった細々とした決まり事は敢えて書きません。(いずれ書くかも知れませんが・・・)
大事な事は食事中の姿勢です。
どんなに完璧に洋食テーブルマナーを身に付けていても、
例えリンゴの皮をナイフとフォークで綺麗に剥けても、
姿勢が悪ければダメです。
マナーはバッチリなのですが、ついつい会話に夢中になって普段の格好で食べている方、
お洒落に決めてパスタを“ズルズル”と音を立てないで、静かに小口に運んでいる方、
デートで格好良いレストランで食事をしている方・・・、
姿勢を考えていますか?
前のめりになって、料理の器に顔を近づけて食事していませんか?
もしそうだとしたら、とても格好悪いです!
ヨーロッパでは(日本でも?)子供が親から教わる食事マナーの第一は姿勢だそうです。
“ナイフやフォークは食べ物を口に運ぶためにある”という考えがあり、“口(顔)を器に近づけるのはみっともない”と考えています。
実は、街中で姿勢の悪い食べ方をしている人を多く見かけます。
男女共お洒落な格好をしているのですが、姿勢が悪いためにとても格好悪く見えてしまいます。
テーブルマナーに気を使うと同様に、姿勢にも気を使いましょう!
(お店の人も一目置く筈です)
で、私はどうかって?
そ、そ、そりゃ~・・・、ラーメン屋で器に顔をうずめて、麺をズルズル掻っ込んでます・・・・。
« ふらんす事情・・・その1 | トップページ | 一人と一匹の死 »
コメント
この記事へのコメントは終了しました。
こんにちは!
私も納豆はあまり混ぜない派です。
私は関西に住んでいるので、大人になるまで納豆って食べたことなかったです~。
色んな食べ方あるのですね。
投稿: kiyono | 2007年1月15日 (月) 14時02分
こんにちは。
私は逆に大人になるまで、“関西人は納豆を食べない”という事を知りませんでした。
食文化の地域差をつくづく感じている、今日この頃です。
投稿: 秋田杉 | 2007年1月15日 (月) 23時32分