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2007年2月22日 (木)

ふらんす事情・・・地下鉄編

今日はフランスはパリで活躍するミュージシャンの話をしたいと思います。

何処の大都会でも市民にとって無くてはならない公共交通手段として、地下鉄があります。
フランスは、パリも然り。
市民の足として重要な役割を果たしているのが地下鉄です。
市内縦横無尽に張り巡らされた電車網は、市民にとっては必要不可欠な交通手段となっています。
私がパリを初めて訪れた20年前、地下鉄車両はあちこちに落書きが描かれ、駅構内は暗く決して治安という面から考えれば良いとは言えなかったと記憶しています。
しかし、毎日多くのパリ市民や観光客が(無愛想な?)駅員からカルネと呼ばれる回数券を購入して利用していました。

Carnet
これがカルネ

当時地下鉄各駅にはストリートミュージシャンたちがあちらこちらに出没して、勝手気ままに演奏するため、色々な音楽の音が混ざり合い、果たして何を聞いているのか?さえも分からない程、うるさかった記憶があります。
当然、向こうでガンガンラテン音楽を演奏しているのであれば、クラシックのコーラス隊等はひとたまりもありません。
対抗策としてメンバーを増やして演奏する等をするものだから、競い合って、競い合っての悪循環を繰り返してしまう有様でした。
そしてその騒音が、一種の社会問題となっていました。

パリ地下鉄当局はその騒音を一掃すべく対策を打ったのですが、これといった効果が現れずに頭を悩ませていました。
そして遂に一定のルールで地下鉄ミュージシャンを認める方針に変換しました。
勿論ルールがありますので、誰でも彼でも演奏して良いとななりません。
厳しい(?)審査をパスした者だけが認められるようになりました。

毎年一回、地下鉄当局のスタッフが審査員となり、ストリートミュージシャンのオーディションを開催して、音楽のジャンル、レベル、人格等、ありとあらゆる角度から審査が行われるようになりました。
(ここではフランス特有のコネを利用した作戦は通用しません)
審査を通過したミュージシャンには、どこの駅でも自由に演奏が認められる許可証が発行されます。
有効期間は一年で、翌年またオーディションを受けなければなりません。
地下鉄ミュージシャンの中には趣味でやっている人、生活をかけている人、プロ演奏家への道を切り開こうとしている人、等・・・様々です。

駅構内で演奏する人も多いのですが、地下鉄車両内で演奏するミュージシャンもかなりいます。
皆毎日の演奏で手馴れていますが、なかなかのレベルです。
面白いのはいきなり演奏するのではなく、前口上を述べて注目を惹いてから演奏するスタイルが多い事です。
勿論乗客からお金を貰いますので、その言い方にもチョットしたテクニックがあるのですが・・・。
丁度、映画「男はつらいよ」で寅さんが、“私、生まれも育ちも葛飾柴又です。帝釈天で産湯をつかい、姓は車、名は寅次郎、人呼んで、フーテンの寅と発します。”と言う感じに似ているでしょうか?
これを言うことでグッと乗客の注目度が高まります!
そして大体一回2~3分の演奏で平均200円位、乗客からチップが貰えます。
一度演奏したら別の車両に乗り換えて、同業者がいない事を確認してからまた演奏を始めます。
これを繰り返すと大体1時間で2,000円位でしょうか?
ズッと立ちっ放しの仕事ですので辛く、ストレスやら、批難中傷やら、ヤジやらがあって少し大変ですが一日1万円位になります。
(フランス人は意外と暖かいです)

しかし、ライバルはとても多く、東欧から来るミュージシャンの中には、かなりのレベルの演奏者も含います。
経済状態が悪化して苦しいためにフランスへ出稼ぎに来ているのですが、パリ市民はクラシック音楽好きな方々も多いため、かなりのチップが貰えます。
私が一度聴いたバイオリニストはパガニーニの難曲を披露して、ヤンヤヤンヤの大喝采を浴びていました!
(きっと良いチップを貰っただろうな・・・)

パリに行く事がありましたら、是非地下鉄に乗って、地下鉄ミュージシャンを聴いてみて下さい!
(良かったらチップもあげてね)

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毎年11月くらいになれば「今年の正月映画はこれで決まり」というような、映画関連の特集が目立つ。テレビやエンターテインメント関連雑誌など、映画・映画だ。2007年度だと、「大奥」「硫黄島からの手紙」「どろろ」「NANA2」などがある。 [続きを読む]

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