無謀!亜細亜巡り(タイ編Ⅱ)
一昨日の無謀!亜細亜巡り(タイ編Ⅰ)の続きです。
前日ゴーゴーバーでたらふくビールを飲んだ私は翌朝、ベッドの上で死んだ様に動けなくなっていました。
“ん~、頭が痛い!”、“胃が、胸がムカムカする~!”
そう、二日酔いです。
起きるなりトイレに直行です。
その後暫く動けずに“グタ~”としていると、♪プルルル♪と電話が鳴りました。
“ん~、何じゃい、こんな時に!”と思いながら受話器を取ると、
“今日は申し込みをされていたツアーの日です。10:00までにフロントにお越し下さい。”
と、私とは正反対な爽やかな声。
そう、私は秘境見学ツアーに申し込みをしていたのでした。
昨晩そんな事などスッカリ忘れて飲みまくった私は、
“エ~、面倒っちいな~!”
と思いながらも渋々着替えをして重い頭を擡げながらフロントへと向かうのでした。
“ではこれから秘境見学ツアーに向かいます”とタイ人ガイドさん。
私を含めた日・韓(?)・中(?)の混成アジア御一行様は他のホテルへと立ち寄り、更にツアー客を増やしてタイ国境ミャンマー近くの集落へと向かうのでした。
バスは順調に国境付近へと近づいています。
でも、私は二日酔いで死人同然です。
途中のトイレ休憩はゲ●休憩となってしまう有様です。
勿論、酒の匂いが充満していますから誰も私に近づこうとはしません。
ただ怪しい日本人にしか見えなかった筈です。
アスファルト道路は途中で無くなり、赤茶けた土の上を走るようになってきました。
道幅はドンドン狭くなり、ガードレールの代わりに亜熱帯地方独特の植物が道の両側を挟んでいます。
ジャングルの雰囲気が濃くなって来ました。
そして、とうとうバスはこれ以上進めないという程までに道幅が狭くなってしまいました。
すると・・・、
そこには数台の幌付きトラックが・・・。
そう、ここでこの幌付きトラックに乗り換えです。
“ん~、なかなかイカしたツアーだな!”
徐々に二日酔いから回復してきた秋田県人は何となく嬉しくなってきました。
(他のツアー客がどう考えたかは知りませんが)
トラックの荷台に乗りながらガタガタ道をひた走り30分位すると、目的地ミャンマーとの国境近くの村い到着しました。
お出迎えはあの首長お姉さんです。
(首にリングを一杯はめ込んでいる首長族と言われる人達)
近くの畑にはポピーが満開です。
写真はイメージです
嬉しいです!楽しいです!
不謹慎かも知れませんが、私が期待していた通りです。
日頃日本にいてはなかなか見る事の出来ない光景がそこにはありました。
二日酔いは何処吹く風となった私は集落をくまなく散策しました。
貴重な生活、風習を守るためには、ある意味で観光地化は免れないのかも知れません。
首長族を前面に押し出したお土産が多く並んでいました。
地理的な問題もあるでしょう。
チェンマイと近いとは言え、あのガタガタ道です。
往復は結構シンドイでしょう。
チェンマイに暮らす人達との生活水準の差も大きいと思います。
もしかしたら差別的問題もあるかも知れません。
今だから理路整然とした考えが出来るのですが、当時の私ときたら一切そんな事は考えずに能天気な観光客(?)と化していました。
村に伝わる秘の酒があるというので、二日酔いから回復したばかりだというのにまた飲んでしまいます。
アルコール度数は結構高かったのではないか?と思います。
喉がカッとしましたから・・・。
ポピー畑も興味を惹きましたが、余り書くと在らぬ誤解を招く可能性がありますので、割愛します。
さて、秘境見学ツアーも終わり、充分楽しんだ私は今夜のゴーゴーバーの事で頭が一杯になっていました。
今朝の仮死状態の事はもう遠い昔の話です。
(相変わらず学習能力が無いナ・・・)
“今夜は何処の店に行こうかな・・・?”、
“もっと安い店は無いかな・・・?”、
“今日はお姉さんと一緒に飲んじゃおうかな・・・?”
“今日はハシゴしちゃお!”
などと頭の中は膨らむ一方です。
(バッカですね~!)
そしてこの日も呼び込み兄さんに連れられて、とあるゴーゴーバーのドアを開くのでした。
次回に続く
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