そんな事って・・・
今朝のNHKニュースで取り上げられていましたが、ドイツでKNUT(クヌート)という名前の白熊が話題になっています。
動画は
↓
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このクヌートは白熊の赤ん坊で、動物園で双子として生まれましたが母熊が育児拒否したために兄弟熊は死んでしまったそうです。
そして今、このクヌートをめぐってドイツの一部で論争が起きています。
事の発端はある動物権利団体の動物園への抗議から。
動物権利団体の言い分は「人間によって白熊を育てることは動物に適切な行為だとは言えないし、動物愛護法に対する重大な違反である」というものです。
要するに「動物園は子グマを殺せ!」と、この動物権利団体は主張しています。
「もし白熊の母親が子供を育てるのを拒否したなら、動物園はその白熊の本能に従がうべきだ」、
「自然環境下ならこの子熊は死んでいる」 ・・・
事実、別の動物園では飼育放棄されたクマを安楽死させているそうです。
野生動物を飼いならすことは不可能であると言うのがその理由でした。
クヌートを飼育している動物園はこれらの抗議に強く反発しています。
“動物愛護とは殺す事なのか・・・?!”
考え込んでしまった朝のニュースでした。
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コメント
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映像見ました♥
日本のドキュメンタリーでも見たことがありますが、シロクマの赤ちゃんは本当に可愛いですね。
>「人間によって白熊を育てることは動物に適切な行為だとは言えないし、動物愛護法に対する重大な違反である」
*そもそも動物園自体が動物にとって自然じゃないのに何言ってんだろ、って思うけど. . . .
世界中のものすごい矛盾の中でこれくらいは矛盾といえないくらい小さいことだと思うんだけど。
投稿: 隊長 | 2007年4月13日 (金) 13時43分
げ、2個も入っちゃった!!
投稿: 隊長 | 2007年4月13日 (金) 13時45分
隊長様、こんにちは。
ホント、カワイイですよね。
愛くるしいたらありゃしない!
色々な方にこの話について聞いていますが、皆さん一様に動物園の不自然さの事を指摘します。
今後、温暖化が進んで白熊の個体数が少なくなって、絶滅危惧種となった場合には、どうするのでしょうかね?
理不尽な話です・・・。
もう1個は削除しました♪
投稿: 秋田杉 | 2007年4月14日 (土) 12時49分