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2007年3月14日 (水)

少し嬉しい話題

今週からNHK-BSにて「男はつらいよ」のアンコール放送が始まりました。

いや~、嬉しいですね!
先日で48作全て放送終了してしまいましたので、今後なかなか楽しみとなる映画が見つからなくて意気消沈していたところでしたから・・・。

今週月曜日は「第26作、寅次郎かもめ歌」、そして昨日は「第48作、寅次郎紅の花」でした。

男はつらいよ 寅次郎紅の花 DVD 男はつらいよ 寅次郎紅の花

泣きましたよ(・_・、)

寅さんファンとしては堪らない映画です。
主演の渥美清氏の病気による体力低下はどうしても見えてしまうのですが、それを只隠しにして寅次郎になりきる痛々しいまでの役者魂・・・、儚く悲しいストーリー・・・、それとは対照的な満男と泉との若々しい恋・・・、どれもが涙を誘ってしまいます。

あと残り3作の再放送も楽しみです。

※それにしても今日も秋田は寒いナ・・・。

2007年3月12日 (月)

悲しいニュース

いや~、先週悲しいニュースがありました!!

他の人から見たら“何、それ?!”、と思える事なのでしょうが、当の本人にとっては物凄いショックな事なのであります。

その悲しいニュースとは・・・

何と私の週一回のお楽しみ「にっぽんのマジョリティー」(NHK-BSハイビジョン番組)が来週で終了してしまうそうです!
これは私にとってはかなりのショックなのです!

実は私は大の「高橋美鈴」ファンなのです!

朝のNHKニュースのアナウンサーをやっていた頃からのファンですので、彼女が番組から離れた時も悲しくてなりませんでした。
やっと、毎週見れると思っていた「にっぽんのマジョリティー」だったのですが・・・。

これで彼女がレギュラーで出る番組は「N響アワー」しかなくなってしまいます!
我が家は地デジではないため、NHK教育テレビの受信状態が良くなく、画面にノイズがちらついてイケマセン!!
これではファンである私は納得出来ないのです。

折角ハイビジョンでたっぷり見る事が出来たのに・・・。

げにかなしきことよの~ッ・・・。(;>_<;)

※ところでこの高橋美鈴アナウンサーが韓国人女優のチェ・ジウに似ているって感じているのは、私だけかな・・・?
(リンクのNHKホームページの写真はチト似ていませんが)

2007年2月14日 (水)

日ノ本文化復権

最近日本映画が好調らしく、昨年は海外映画を抜いて邦画が興行収益を上回ったそうです。
確かにこのところ、邦画が元気な気がします。
お笑いタレントの出演で話題になった「フラガール」、山田洋二監督の時代劇第三作「武士の一文」・・・、海外でもクリント・イーストウッドが「硫黄島の手紙」を発表するなど、面白くて評判になる作品が相次いで出て来ています。

これは単に日本映画の復権と考えるべきなのでしょうか?
私はもっと他に、日本文化の復権とまで考えて良いのではないか?とも考えます。
第二次世界大戦が1945年に終わって、高度成長時代~バブル時代~低成長時代と変動する時代背景を経て、日本もようやく自我を確立しつつあり、単に西洋文化の真似事を放棄し独自の文化を確立(温故知新も含めて)しようとしているのではないか?とさえも考えるのです。
海外に行くと小さな街にもカラオケ店(ヨーロッパでもカラオケで通用しちゃうんだな、これが)があり、文化のボーダレス化に驚くばかりです。
これからはますます日本文化が世界中に発信されて、その地域に根付く事でしょう。

「フラガール」や「武士の一文」等が偏見無く、高い海外評価を受けてアカデミー賞にノミネートされたら痛快でしょ!!
そんな事を考える昨今の邦画隆盛事情です。

では皆さん、Happy Merry Valentine !

2007年1月29日 (月)

男はつらいよ!

昨年より毎週楽しみに見ていたBS2放送の「男はつらいよ」が、いよいよ全48作を放送して先日終了しました。

Otokoha

いや~ァ、良かったな!

シリーズ物とは言え、何だか連続ドラマを観ている気がして一作品終了時には、“次はどんな展開になるの?”と、ワクワクしていました。
これだけの国民的映画となると、出演する役者さん達の注目度は否が上にも高まります。
私がマドンナ役として好きだったのは、浅丘ルリ子、吉永小百合、大原麗子、八千草薫、藤村志保・・・、と枚挙に暇が無いのですが、その中でも特に一人となると・・・、

やはり、浅丘ルリ子となるでしょうか。

そして、一番好きな作品となると第15作「寅次郎相合い傘」ですかね。

Otokoha15

月並みな選択かも知れませんが、この作品には「男はつらいよ」の全作品に共通するエッセンスが散りばめられているのではないか?と、感じています。

渥美清演じる寅さん流の(武士は喰わねど高楊枝的な、ストイックで、一本気で、何よりも粋である事を信条とする)ダンディズムと、浅丘ルリ子演じるリリーの気が強いけど、少し危なっかしい、お茶目なマドンナ像が凝縮されているのではないか?と、感じています。

中でも雨降る中、柴又駅に出迎えに来て相合い傘で帰宅するシーン・・・
途中2、3言葉を交わし、傘をクルッと回すシーン・・・
これは見事なショットです!
正に白眉の出来栄えになっています。
日本映画史に残る名場面ではないでしょうか!?

そして、寅のアリア。
恰もそこに舞台があるかの様に語りかけるその口調。
舞台が目に浮かびます。
静かに緞帳が上がる様子が目に浮かびます。
パッと明るい照明が照らされます。
そして舞台の上にはリリーの姿が・・・

・・・泣けます。

渥美清の名演技が冴え渡ります。
この映画のハイライトです。
このシーンを見るだけでも価値があります。

そして、有名なメロン騒動・・・、と名場面が満載の作品になっています。

音楽も故山本直純氏作曲のとても馴染みやすい曲になっていますし、映画中で使用される曲も難解なアレンジは無く、皆に判り易くなっています。
曲も寅さん映画を引き立てているスパイスになっている事は間違いありません。

♪チャ~ん、チャリラリラ~、
パッパッラ~、ラリラララ~・・・♪

寅さんのテーマが流れて、否が上にも気分は盛り上がります!

現代の日本人が忘れている精神性、失われた風景、時代との調和・・・等、様々な視点から訴えてくる「男はつらいよ」。

私は好きです!

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※お知らせです。

私、秋田杉が語る音楽専門ブログを新しく開設しました。
今までより少しだけ突っ込んで音楽を語っています。
よろしければ遊びに来て下さい!

ブログタイトルは日々是音楽なり

新ブログはこちらをクリックして下さい!→こちら
(本ブログの左サイドバーにある“お知らせ”からもリンクしています。)

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2007年1月21日 (日)

ないない辞典Ⅱ?

いけませんね!

例の「発掘!あるある辞典Ⅱ」の納豆番組。

それはうそだった。
フジテレビ系列で7日放映の「発掘!あるある大事典2」が紹介した「納豆ダイエット」。
番組を制作した関西テレビが20日会見し、効果の根拠としたデータや専門家の発言に、多数のでっちあげが含まれていたことを明らかにした。
番組放映後、スーパーでは売り切れが相次ぎ、メーカーは増産に追われて新聞におわび広告を出した。
「毎日食べていたのに」。消費者からは怒りの声が上がった。
関西テレビで発覚した番組のねつ造に、納豆の増産態勢をとってきたメーカーは「振り回された」と憤りを隠さない。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070121-00000002-maip-soci

これでは「ないない辞典Ⅱ」と呼ばなければなりませんね。

公共の電波を利用して流す情報番組がこんな事をしていてはいけません!
消費者は有益情報と信じて番組を見ているのですから。

でも、ここのところ大手会社の不祥事が目に付きますな・・・。

そうそう、この間書いた記事の仮面ライダーカードはオークションで最終的に196,000円の値段がつきました!

Ridercard1

このカード1枚ですよ!


オドロキです!!

2007年1月 8日 (月)

移り行く風景

昨日の映画ネタから考えました。

時代は移り行きます。
それに連れて街の景色も変わります。
それはそれで仕方の無い事と分かっています。
でも、ある意味とても寂しいものです。

私が子供の頃、毎回観るのを楽しみにしていた映画館は、現在全て閉館となりました。

「怪獣大戦争」、
「ガメラ対ギャオス」、
「大魔神」、
「ドラゴンへの道」、
「燃えよドラゴン」、
「ロッキー」、
「地獄の黙示録」、・・・などなど

思い起こせば数え切れない程の映画を地元、大館市で観ました。

その頃の映画館は市内に5ヶ所ありました。
夏休みや冬休みには、学校から割引券なんかも貰って意気揚々と駆けつけたものです。
大人も子供も映画が楽しみで、人気作上映となったらとても入り切らないほど人で溢れた時もありました。

それが、ビデオやDVDが普及して簡単に自宅で鑑賞出来る時代になると、まるで人気がなくなりました。
駐車場なんていつもガラガラです。
お客が入らないから当然収入は上がらず、
設備も老朽化して椅子が傷んでも修理さえ出来ません。
映画館の外見もドンドンひどくなり、コンクリートにもヒビ割れが目立ちます。

映画館好きの方々も次第に足が遠のき、
1軒、また1軒と閉館するようになって行きました。

そして、遂に最後の1軒となりました。
それも何時の間にか閉館となり、とうとう私の市から映画館は全て無くなりました。

今では一番近い映画館はお隣の青森県弘前市まで行かねばなりません。(片道50kmです)

勿論、私もテレビ放送される映画やDVDを観る事はあります。
(レンタルビデオは抵抗があって観る事は出来ませんが)
しかし、映画館で窮屈な椅子に座って、前の人の頭を気にしながら、大迫力の画面で、大音響で観る映画は一味も二味も違います。
やっぱり映画は映画館で観なくっちゃ!!

浅田次郎氏の小説にも「オリヲン座からの招待状」という京都の映画館を描いた小説があります。
この小説は大ヒットとなった「鉄道員」に併載されていますので、
お読みになった方も多いのではないか?と思います。

Poppo

浅田節全開で分かっちゃいるけれど、泣かされてしまいます。
日本版「ニュー・シネマ・パラダイス」といったところでしょうか・・・。

移り行く風景、変わり行く街並み、空洞化して行くかつての繁華街・・・
少し寂しく感じる私です。

2007年1月 7日 (日)

ヨーロッパ映画について

昨日Ub-Xのブログを拝見していましたら、
マイケル・ラドフォード監督作品「IL POSTINO」【イル・ポスティーノ】の記事を発見しました。
http://ub-x.txt-nifty.com/blog/2007/01/_ichi.html

Il_postino1 この映画がお好きな様子で、ヨーロッパ映画ファンの私にとっては非常に嬉しいです。

マッシモ・トロイージ扮する、主人公マリオの純真無垢な心に打たれます。
そしてこの映画のクランク・アップ12時間後に心臓病で急逝したマッシモ・トロイージ・・・。
41歳でした。

イタリアを代表するコメディアンでもあった彼の若すぎる突然の死は、
多くの欧州人に悲しみを齎しました。
そんな彼の最後の演技は、彼の「人間性」、「優しさ」、「誇り」が滲み出ていて、
私達に残してくれた宝物の様な気がします。Il_postino2

漁師を拒み郵便配達人の仕事を選択したマリオは、
詩人であるパブロと出会った事から、
漁師の仕事の尊さを知り、
毎日何の変哲も無い退屈な島と思っていた島が実はとても美しいものだった事に気付き、
ベアトリーチェという女性に恋をする・・・。

そして時代は動き、時が経ち、
再び島を訪れたパブロはマリオの死を知る・・・。

結末としては悲劇的なのですが、
映画のテーマの美しさ、風景の美しさ、演技の見事さが相まって
見終えた感想はとても爽やかになれる珠玉の一本です。
(何だか「男はつらいよ」に通じるものを感じるのは私だけでしょうか?)

後で知った事なのですが、
この映画の撮影地はナポリ南西沖に浮かぶ島“プロチダ島”だったそうで、そんな事を全く知らない私はノーテンキに半日だけこの島を訪れた事がありました。

Procida1_1イタリア南部POZZUOLI(ポッズウォリ:ソフィア・ローレンの故郷として有名)に行った時、
気紛れに船で訪れました。
とても小さな島でしたが、欧米人には人気があるみたいで、
観光客と思わしき方々も結構多かった記憶があります。
もしかしたら、この映画「イル・ポスティーノ」に憧れて来た人達だったのかも知れません・・・。

Procida2_1

プロチダ島を訪れたのがこの映画を見る前だったか、
後だったかは覚えていませんが、
ベアトリーチェの酒場には行ってみたかったな!
今ではその事が悔やまれてなりません。

島は映画同様に美しい自然が残り、
ゆっくりと時間が流れ、
住民は各々の生活を楽しむ・・・、

そんな印象の島でした。

それにしてもイタリア・コメディアンはこのマッシモ・トロイージ然り、
ロベルト・ベニーニ(ライフ・イズ・ビューティフルでアカデミー主演男優賞受賞)然り、
どうしてあれ程人の心を掴む良い演技が出来るのでしょうか?
本当に感心します。

さて、「イル・ポスティーノ」と同様の展開を持つイタリア映画の古典的名作と言ったら・・・、
何と言ってもフェデリコ・フェリーニ監督作品「LA STRADA」【道】でしょう。

La_strada_2

粗野で野蛮な「ザンパノ」と
知的障害者「ジェルソミーナ」が旅芸人として、
イタリア各地を回り、
その旅の途中でザンパノはジェルソミーナを置き去りにして捨てて行きます。
それから時が経ち、ある町でジェルソミーナが口ずさんでいた歌を聴いたザンパノは、
ジェルソミーナが悲劇的な死を遂げた事を知り・・・、
と言った展開です。

「道」の音楽は確かニーノ・ロータだったと思います。
この音楽も何処と無く郷愁を誘う感じで良いです!

薄幸の人生を送ったジェルソミーナに涙するか、
不器用で後悔だらけの人生を送るザンパノに涙するか?
それはこの映画を観る方次第です。

「イル・ポスティーノ」を見て未だ「道」を見ていない人は是非、「道」もご覧下さい。

色んな共通点や面白い発見があると思います。

あ~、まだまだ書きたい事がありますが、また次回にします!

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